release | : | 2008-05-11 |
major update | : | 2008-06-27 |
last update | : |
2022-08-21 |
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サクラ大戦
「サクラ大戦」は、「戦場のヴァルキュリア」(以下「戦ヴァル」)と同じセガさんから出ているゲームです。
わたくし"くろがね"はゲーム業界はあまり詳しくありませんが、「サクラ大戦」と「戦ヴァル」は同じ開発スタッフだそうです。
ここでは「サクラ大戦」と「戦ヴァル」の相違点・感想などを簡単に記します。
批判めいたことを含みます*1ので「サクラ大戦」のファンの方は気分を害するかもしれませんので、読まないことをお奨めします。
まず、ゲームジャンル的には、「サクラ大戦」がアドベンチャーゲーム、「戦ヴァル」がSRPG(シミュレーションロールプレイングゲーム)になります。
ジャンルが違いますので、当然ゲームシステムも違います。ですから本来は同列で比較すべきではありません。
多くのファンを有し優れたコンテンツを抱える「サクラ大戦」は、
基本設定(ゲーム背景)やストーリーにはすばらしいものがあると思いますが、
元々"くろがね"はアドベンチャーゲームが好みではないので、
『ゲームとしては』個人的には合いませんでした。
一応、2回クリア(さくらとすみれ)していますが、ALLコンプはいたしておりません。
主題歌は気に入っておりましたので「ゲキテイ」*2だけはCDを購入しています。
「サクラ大戦」は、アドベンチャー部分が主体で戦闘パートはおまけのようなものでしたが、
今回の「戦ヴァル」は、きちんと考えてプレイしないと戦闘パートでの勝利はおぼつかないでしょう。
アニメの影響かパッケージあるいは製作スタッフからのイメージなのか、
「戦ヴァル」をキャラゲーや恋愛ゲーと同一視する方もいらしゃいますが、"くろがね"は立派なSRPG(TPS)だと思います。
ウォーゲームとして見た場合、ストーリーが邪魔になることもありますが、
ご投稿の中には「ストーリーの先が知りたいので難しいけどがんばった」と言う方もいらっしゃいますし、
"くろがね"としても王道路線だと思いながらもそれなりに楽しめました。
また、各ステージの戦場設定や勝利条件などが異なっているのはストーリーがあってのことだと思いますし、
ストーリーがあっても勝利条件が「敵の殲滅」ばかりのゲームは「わかってない」*3と思うとともに、
単調(作業ゲー)と思ってしまう*4"くろがね"のようなプレイヤーには、
「戦ヴァル」が物語付き(戦場や勝利条件が多彩)であることは良い事だっただろうと思っています。
尚、「戦ヴァル」で言うところの連係攻撃は、「サクラ大戦」の場合は合体技と言うそうです。
ご指摘がありましたので、記載しておきます。
*1 |
あくまでも個人的な嗜好による感想です。
「サクラ大戦」が優れた作品であることは理解しています。 |
*2 |
「檄!帝国華撃団」の略。
ご質問がありましたので加筆しておきます。歌自体は"くろがね"も大好きです。
"くろがね"はあまり中の人を気にするタイプではありませんが、
だからと言って「サクラ大戦」の声優さんが、みんな良かったとは思いません。
"くろがね"の個人的意見としてはさくらの声は合ってないと思っています。
だからと言って、優れた声優さんであることを否定するものではありません。
単に"くろがね"のイメージと合っていないだけです。(砂沙美/津名魅は最高)
個人的には、あやめさんが一番うまく感じました。(この手の役に慣れている&変化による役の幅が出しやすいためもあるでしょう。)
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*3 |
敵を殲滅して戦闘に勝利しても、戦術的あるいは戦略的な目的・目標を達成しなければ実際には負けです。
例えば、戦闘そのものには勝利しても定められた時間までに目的地へ到達できなかったり、燃料や弾薬が無くなって戦闘を継続できない状態になれば、作戦としては失敗です。 |
*4 |
製作の大変さを理解してないのではと言う指摘を受けましたので記しておきますが、
お手伝いレベルですが、一応「映画」「アニメ」「ゲーム」などの製作を経験しています。
友人・知人・先輩・後輩の中にはその道を極め、ヒット作品を創った方もいらっしゃいます。
それ故、ワンシーンの映像を創ったり、ちょっとしたプログラムを書くのがいかに大変であるか、
十分理解しているつもりです。でも、そのことと意見を述べることは別です。
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